【VBAを作る前に】手順書を書いてみよう!(ダウンロードデータ有)
はじめに
こんにちは。らっこです。
本日は、初めてVBAを書く人のために手順書ファイルを作成しました。
どんなプログラムを書く時にも言えることですが、ただやみくもにコードを書いてもうまく行きません。
しっかりと手順を洗いだし、それをコードに落とし込んでいく必要があります。
今回は、VBAで初めて開発をする人向けに、手順書の書き方をお話ししようと思います。
慣れてくれば、ここまでしっかりとした手順書を作る必要はありませんが、最初のうちはしっかりとした手順書を作るのがいいでしょう。
手順書さえできてしまえば、コードに落とし込むことはそんなに難しくないですからね。
では、早速はじめていきましょう!
ダウンロード
まずは、ファイルをダウンロードしてください。
VBAプロセスシート
使い方
各シートの説明
業務フローは「業務フロー」シートに作成していきます。
記入例も付けてありますので、参考にしてみてください。
各ボックスの説明
開始・終了
業務の開始と終了の際に使用します。
基本的には最初と最後に置くイメージです。
処理
処理する内容は基本的にこの中に記入します。
例
Excelファイルを開く
A1の値をD5セルに貼付け
印刷する…etc
判断
条件分岐(if)の際に使用します。
例
〇月のデータかどうか?
請求書の金額が0円かどうか?
データに空白がないか?
繰り返し
繰り返し処理するものはこのボックスを使用します。
例
sheet1~sheet5にデータを貼り付ける
「データ」シートの内容を1件ずつ「マスタ」シートに転記
条件に当てはまっているか1つずつデータを確認する
データ
データを参照したり、マスタを使用する場合に使用します。
例
請求金額データ
人員マスタ
会社コードマスタ
矢印
フローの流れを繋げるために使用します。
フロー作成方法
このボタンを押すとボックスを複製することができます。
作成時に役立ててください。
例
今回は請求書のデータを作成するフローを簡単に書いてみました。
横の特記事項に色々と書いてあるように、まだ思考途中のものです。
最初はこのくらいの形のものを作ってみてはいかがでしょうか?
是非参考にしていただければと思います。
おわりに
今回は、ExcelVBAを書く前の準備段階である「手順書」の作成について書きました。
是非Excelファイルを活用して、スムーズなVBA開発を進めてみてください!
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