【VBA道場】#11 変数を使う
問題
変数を使って、下記の文字を表示してください。
変数A 8
変数B 14
セルA1:変数A
セルA2:変数B
セルA3:変数Aと変数Bの合計
完成見本
解答
Sub vba_doujyou_11()
’変数の宣言
Dim A As Long
Dim B As Long
’変数に値を代入
A = 8
B = 14
’A1セルに変数Aの値を代入
Sheets("Sheet1").Range("A1") = A
’A2セルに変数Bの値を代入
Sheets("Sheet1").Range("A2") = B
’A3セルに変数AとBを足した結果を代入
Sheets("Sheet1").Range("A3") = A + B
End Sub
サンプルファイル(マクロ有)
今回のマクロはこちらからダウンロードしてご使用いただけます。
VBA道場11 サンプルファイル(マクロ有)
1 ファイル 12.93 KB
解説
Dim varname As type
varname:定義する変数
type:データ型
変数を使う際は、まず変数を定義します。
Dim A As Long
Dim B As Long
今回は数値を扱うので、データ型は「Long」としました。
文字列であれば「String」、TrueまたはFalseであれば「Boolean」を入力します。
その他の型についてはこちらを参考にしてみてください。
続いて、変数に数値を代入します。
A = 8
B = 14
変数は箱だと思ってください。
一時的に箱の中に数字を入れておきます。
続いて、
Sheets("Sheet1").Range("A1") = A
Sheets("Sheet1").Range("A2") = B
ここで、変数という箱に入れたものを取り出します。
最後は、変数を足したものをA3のセルに表示しています。
Sheets("Sheet1").Range("A3") = A + B
注意したいのは、変数名に「””」の記号をつけないことです。
もし、下記のように変数名に「””」を付けてしまうと
このように文字列として出てしまいます。
おわりに
変数はVBAに限らず、プログラミングの基本となります。
しっかりマスターしましょう!今日はここまで!
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